延べ床面積40坪の家というと、約132平米の広さということになります。
これだけの広さがあると、かなりゆとりのある間取りにすることができます。
ところで、40坪の広さというと、日本の平均的な家と比べて広いのでしょうか?狭いのでしょうか?
目次
床面積・敷地面積の全国平均は?
こちらの記事で一戸建ての坪数の平均を調査しました。
この資料によると建売住宅の住宅面積は全国平均30.5坪、敷地面積は全国平均39.5坪でした。
注文住宅の場合は住宅面積の全国平均は38.4坪、敷地面積は全国平均75.7坪でした。

これは住宅金融公庫の調査による資料ですが、総務省統計局が作成した資料もあります。
総務省統計局の資料によると、1住宅当たり延べ面積に関して一戸建てかつ持ち家の場合、131.72平米となっています。(平成25年)

131.72平米ということは、約40坪です。
延べ床面積が40坪ということは、敷地面積もおそらく同程度だと推測されます。
2階建ての場合、20坪+20坪とすれば、建築面積は20坪になります。
建ぺい率50%とすれば、敷地面積は40坪となります。
東京都心では40坪の敷地面積を確保するのは難しいかもしれません。
しかし、40坪の家を建てることができれば、かなりゆとりのある間取りにすることができます。
40坪の広さの家・理想の間取り5選
40坪での間取りをいくつか見ていきましょう。
40坪6LDK子供が4人いる場合の間取り
リビング・ダイニング 18畳
子供4人というのは、今では珍しいですが、40坪あれば、子供部屋を4部屋取れるということですね。
LDKで18畳なので、ここはちょっと狭く感じるかもしれません。
40坪4LDK収納の多い住宅の間取り
リビング・ダイニング 20畳
40坪あれば、LDK20畳取れます。
先ほどの間取りと比較してLDKは2畳しか違いませんが、2畳違うということは、約6.6平米違うということ。
3m×2mの広さが加わるということですから、2畳の違いというのはかなり大きいです。
リビングに和室が連続する間取り
リビング・ダイニング 20畳
こちらはリビングに和室が連続する間取りです。40坪で4LDKだとそれぞれの部屋も余裕があります。
40坪4LDK北玄関の間取り
リビング・ダイニング 18畳
こちらはLDKで18畳ですが、2Fに物干し室がある間取りです。
動線や日当たり・風通しなど、考えるポイントはありますが、室内物干しスペースをうまくプランに取り入れると、洗濯動線が効率的になり、家事効率が上がります。
40坪4LDK広い土間と物干しスペースのある間取り
リビング・ダイニング 20畳
こちらも2階に物干しスペースがある間取りです。
思い切って和室を取っ払って3LDKにしてしまえば、広々LDKで快適かもしれませんね。
まとめ
延べ床面積が40坪の家は日本の平均と比べて若干広い。
予算、利便性、ゆとりの空間、何を一番重視するかによって実現できることは変わってきますが、40坪あるとかなりゆとりのある間取りが可能です。