🌸初めに…

小さいころからお花が好きで幼稚園の教室に飾る花を祖母にお願いして庭から切ってもらい、持っていくような子供でした。庭花なので春には、こでまり、海棠、山吹、チューリップ、すみれ、薔薇、撫子、夏は紫陽花、あやめ、百合、サルビア、百日草、ダリア、グラジオラス、秋は桔梗、ケイトウ、コスモス、菊、冬は山茶花、水仙、蝋梅などなど、先生にありがとうと言ってもらえるのが嬉しくて、せっせと持って行きました。冬はあまりお花が無くて祖母も大変だったと思います。ありがとうおばあちゃん!!その後、大きくなるにしたがって他にも興味を惹くものが増え(誰でもですね)お花の仕事に就くことはありませんでしたが、やはりお花が好きなのです。なので、お休みの日にはお気に入りのお花屋さんやホームセンター、季節ごとの花観光に出かけています。私が昨年感染対策を行い出かけた花めぐりをご紹介したいと思います。

🌸RSK バラ園

少し時期が早かったのですが、ゴールデンウイークなので大好きなバラが見たくてRSKバラ園へ行ってきました。何十年かぶりのバラ園は想像していた通り素敵な香りでテンションも上がりっぱなしでした。その中でもひときわ目を引いたのがゴールデンセレブレーションという黄色いバラで、可憐で独特な雰囲気を持った芳醇な香りを漂わせるオールドローズです。一目惚れして売店でご購入してしまいました(笑)

◇RSKバラ園については、岡山市北区撫川1592-1 開園時間:午前9:00から午後5:00(入園は午後4:30まで)休園日:水曜日 詳しくはHPをご覧ください。https://www.rsk-baraen.co.jp/index.html大輪系・中輪系など450品種・15,000株のバラが咲く日本有数の規模を誇るバラ園です。バラをはじめツツジやハナショウブ、チューリップなど季節ごとに見どころがあり四季折々の花が楽しめます。子供用のアスレチックやドッグランなどもあり、イベントやフリーマーケットなども行われています。バラは5月中旬頃が見どころでしょうか。おすすめです!

🌸吉備津神の紫陽花

梅雨の合間の6月の終わりごろに紫陽花を見に吉備津神社に行ってきました。今、紫陽花は切り花でも人気で色々な種類がありドライフラワーにもなります。輸入物もありお花屋さんには、ほぼ1年中ありますが、梅雨時の紫陽花の美しいこと!長い回廊の途中の脇の小さな鳥居をくぐれば紫陽花が迎えてくれます。紫陽花畑の白、薄紫、紫、水色、青、ピンクの淡い色に包まれ心身共に癒されました。廻廊端にはボタン園もあり、残念ながら今回は終わっていたので次回は5月上旬に訪れたいと思いました。

◇吉備津神については、岡山市北区吉備津931 開門午前5時、 閉門午後6時 紫陽花の見頃:6月下旬から7月上旬。比翼入母屋造の本殿・拝殿は国宝に指定されています。360mも続く重要文化財の廻廊も見どころです。自然の地形そのままに一直線に建てられた姿は壮観で、一見の価値ありです。廻廊の途中から左に折れて石段を登っていくと、吉備国の地主神が祭られている「岩山宮」があります。その石段横の斜面は、毎年6月下旬、約1500株のあじさいで彩られ、あじさいの名所として有名です。

🌸半田山植物園

岡山市中心部から近いのになかなか行くことのなかった半田山植物園に久しぶりに訪れました。確か、新聞か雑誌に半田山植物園のアーティチョークの花が載っていて、興味を持ち見に行きました。アーティチョークと言うと、おしゃれな大人の食べ物のイメージでしたが(もちろん食べたこと無し!)、初めて見る目の覚めるような鮮やかな青紫色の花に、神々しさを感じました。訪ねてよかった!ちなみにアーティチョークは、キク科チョウセンアザミ属の多年草でハーブです。和名はチョウセンアザミだそうです。他にも人気のスモークツリーの木も見ることができました。

                                 アーティチョーク の花

◇半田山植物園については、岡山市北区法界院3-1 開園時間. 午前9時から午後4時30分(入園は午後4時まで) · 休園日: 毎週火曜日 岡山市半田山植物園は1964年に開園、岡山市街を一望出来る日当たりのよい半田山の丘陵地にあります。11万㎡の園内には3,200種、15万本の植物を、四季を通じて咲くようにテーマに分けて植栽しており、頂上付近には貴重な文化財でもある一本松古墳、中腹には明治時代に作られた配水池などもあります。

                                 スモークツリーの木

🌸最後に…

タイトルに、お花好きの為の岡山市花めぐり♯その1と書いた通り、♯その2、♯その3とシリーズ化していく予定なので、主観的な好みの偏ったチョイスにはなりますが、あたたかくお見守りくださいませ。