2018年7月に倉敷市真備地区に大災害をもたらした西日本豪雨から6年が経ちました。先日、7月3日に開園した復興防災公園「まびふれあい公園」に行ってきました。まびふれあい公園は、普段は住民らの交流の場、災害時は避難や救援活動の拠点となり、防災研修なども行われるそうです。建築家の隈研吾氏の設計で、多目的室や備蓄倉庫も備えた「竹のゲート」は、地元特産の竹を取り入れ柔らかく自然に溶け込んだ素晴らしい複合施設でした。
訪れたその日はお天気も良く、芝生広場の緑もまぶしくて6年前の災害が信じられない気持ちになりました。そして施設の中に展示されている地元の方々の復興に向けた取り組みや苦労に、尊敬の念を禁じえませんでした。
真備町は、2018年の西日本豪雨によって甚大な被害を受けた地域の一つです。特に小田川の決壊により川辺地区では、河川の氾濫が激しく、多くの住宅や農地が水に浸かりました。この災害を受けて、町全体での復興が進められ、新たな公共施設の整備や防災対策の強化が図られました。治水対策として、小田川と高橋川の合流点の付け替え工事が今年3月に完了したのは記憶に新しいです。これにより、洪水時の水の流れの問題点が解消され、将来的な災害リスクが減少することが期待されています。
真備町では、西日本豪雨による大きな災害を乗り越え、地域全体での復興が進められています。小田川と高橋川の合流点付け替え工事やまびふれあい公園の完成はその象徴であり、地域の安全と活性化に向けた重要な一歩です。今後も地域住民と自治体が協力し、安全で快適な街づくりを進めていくことが期待されます。
ハザードマップは、洪水や地震、津波、土砂災害など、さまざまな災害リスクを可視化した地図です。しかし、ハザードマップの存在を知っていても、実際に使用する人はまだ少ないのが現状です。多くの市民は「自分は大丈夫」と思いがちで、防災対策を後回しにしてしまうことが多いです。私たちも防災意識を高め、自分の住んでいる地域の避難場所や避難経路を確認し、災害時の対策を講じることが必要です。ハザードマップは地域の安全確保に欠かせない情報源なので、ぜひ最新の情報を入手してください。インターネットで「岡山市(倉敷市)ハザードマップ」を検索、またはスマートフォンアプリを利用した防災情報の取得も有効です。防災は一人一人の意識と行動が鍵を握ります。市民一人一人が、ハザードマップを活用し、日頃から防災意識を高めておくことで、いざという時に備えることができます。家族や地域と協力し合い、安全な生活を守るために、真備地区の災害から6年たった今、防災について考えてみてはいかがでしょうか。
最後に、真備で訪れた美味しいうどん屋さんをご紹介します。
手打ちうどん さるや 倉敷市真備町箭田1117-44 TEL:086-697-1124 定休日:月曜日
2011年創業、2018年の西日本豪雨で被害を受け、2020年に現在の場所に移転されました。吉備真備駅から北東すぐの場所です。お洒落な店内でサクサクの天ぷらが特徴です。味は最高ですので、ぜひ訪れてみてください。おすすめです!
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- この土地はどのような土地なのか?この家はどんな家なのか?お客様の立場に立ってしっかり調査してお伝えしたいと思います。至らない点もございますが、お客様が笑顔になれるお手伝いが出来るよう努めてまいります。
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