空き家 公開: 2026.09.22
売却か賃貸か迷っています——どちらを選ぶべきか判断する3つの基準
住み替えや相続で、今の家を売るか貸すか迷っている方へ。住宅ローンの残高、将来の計画、立地条件の3つの基準で判断が変わります。岡山市中区で35年以上・2,000件以上の実績を持つアーキ不動産が、メリット・デメリットと判断の考え方を解説します。
動画でも解説しています: 売却か賃貸に出すか迷っています。どちらの方が良いですか?
「住み替えで今の家を手放すことになったけど、売るか貸すか迷っている」。岡山市中区でもこのご相談を本当によくいただきます。
売却か賃貸か。どちらが正解かは状況によって変わるため、一概には言えません。ただし、判断の基準を知っておくことで、後悔しない選択ができます。
今日は売却と賃貸のメリット・デメリット、どちらを選ぶべきか判断する3つの基準をお伝えします。
まず確認すべきこと——住宅ローンの残高と賃料の見込み
判断の前に、まず2つの数字を確認してください。
1つ目は住宅ローンの残高です。毎月の返済額と、あと何年払うかを把握します。
2つ目は、今の家を賃貸に出したらいくらの賃料が見込めるかです。不動産会社に賃料査定を依頼すると、相場が分かります。
この2つの数字をもとに、売却か賃貸かを考えます。
売却のメリット・デメリット
売却の最大のメリットは、一括で清算できることです。住宅ローンが完済でき、残ったお金を新居の購入資金に充てられます。固定資産税や管理の負担もなくなります。
デメリットは、住み慣れた家を手放すことと、売却後に資産として残らないことです。
売却が向いているのは、将来その家に戻る予定がない場合、または住宅ローンを売却代金で完済できて手元に現金が残る場合です。
賃貸のメリット・デメリット
賃貸のメリットは、賃料収入でローンを返済しながら資産を残せることです。将来その家に戻る可能性がある場合や、賃料が安定して見込める立地なら、賃貸は有力な選択肢です。
また、立地が良ければ将来の個人年金的な収益源につながります。
デメリットは、管理の手間とリスクです。入居者が見つからない期間もローンは続きます。退去後の修繕費用もかかります。戸建ての場合は外部の劣化も管理する必要があり、マンションより負担が大きくなります。
マンションの場合、管理費・修繕積立金・駐車場代が毎月かかるため、賃料からローン返済と諸費用を引いた手取りをしっかり計算しないと、毎月の持ち出しが大きくなることもあります。
賃貸が向いているのは、賃料でローンと諸費用を賄える場合、または将来その家に戻る予定がある場合です。
判断する3つの基準
では、どちらを選ぶべきか。判断の基準は3つです。
1つ目は将来その家に住む予定があるかです。帰る予定があるなら賃貸、ないなら売却が基本です。
2つ目は賃料でローンと諸費用を賄えるかです。売却代金で住宅ローンを完済できて手元に現金が残るなら、売却が現実的です。一方、賃料が毎月のローン返済額より高く、諸費用を引いても黒字なら、賃貸を検討する価値があります。
3つ目は立地条件です。岡山市中区の原尾島、国富、平井、東岡山駅周辺のように需要がある立地なら賃貸の成功率は高くなります。一方、需要が見込めない立地では空室リスクが高まります。
税金の問題も忘れずに
賃貸にした場合、不動産所得が発生するため、確定申告が必要です。給与所得に不動産所得が加算され、税率が上がる可能性もあります。
一般的に、所得税率が高い方ほど賃貸にすると税負担が増える傾向があります。具体的な影響は個別の状況で変わるため、税理士へのご確認が前提です。
まとめ
- まず確認——住宅ローン残高と賃料の見込みを把握する
- 売却——一括清算できて負担がなくなる。将来戻らない・完済できるなら向いている
- 賃貸——賃料でローンを返済しながら資産を残せる。将来戻る・立地が良いなら向いている
- 判断の基準——将来住む予定・賃料とローンの収支・立地条件で決める
どちらを選ぶにしても、感情だけでなく数字で判断することが大切です。そして、その地域のことをよく知っている不動産会社に相談し、現実的な賃料や売却価格を確認してから決めることをおすすめします。
アーキ不動産は岡山市中区が地元で、売却と賃貸の両方の査定を同時に出して、どちらが現実的かを一緒に考えます。「まだ決めていない」段階からご相談ください。
執筆: アーキ不動産(株式会社アーキ・クリエイト)/ 岡山県知事免許(9)第3595号・岡山県宅地建物取引業協会会員。 記事の内容は公開時点の情報です。税制・法令の適用は個別の状況により異なるため、実行前に専門家へご確認ください。