相続 公開: 2026.04.01 / 更新: 2026.08.31
相続した実家を高く売るための3ステップ——登記・税金の特例・会社選び
岡山市中区で相続した実家をどうするか。売却の前に、相続登記・税の特例・会社選びの3つを順番に押さえるだけで、手元に残る金額が数百万円変わることがあります。売却の第一歩を一級建築士・宅地建物取引士が解説します。
動画でも解説しています: 【岡山市中区の不動産売却】実家の相続・空き家を高く売る「3つの極意」
相続した実家を前に、「売りたいけれど何から始めればいいか分からない」と止まってしまう方は本当に多いです。岡山市中区の国富、原尾島、浜、東川原あたりでも、名義の整理ができないまま何年も置かれている家をよく見かけます。
売却は、順番を押さえれば難しくありません。ただし最初の3ステップを飛ばすと、売れない・損をすることになります。
ステップ1|相続登記と名義の確認
最初にやるべきことは、登記簿を確認して名義を整えることです。
2024年から相続登記が義務化され、名義が故人のままでは売却を進められません。しかも相続で不動産を取得したことを知ってから3年以内に登記しないと、交通違反の反則金のような「過料」を科される可能性があります。
見落としやすいのが住所変更登記です。相続した不動産でも、登記されている住所が変わっている場合は変更の手続きが必要になります。
岡山市中区でも、「共有名義のまま話が止まっている」「先代の名義から動いていない」という理由で、売却以前の段階で止まってしまうご相談が非常に多いのが実情です。まず登記簿を確認し、必要であれば早めに司法書士へ相談する。これが売却の第一歩です。
ステップ2|使える税の特例と期限を確認する
相続した不動産を売ると、譲渡所得税が関係してきます。ただし条件を満たせば、3,000万円の特別控除や相続空き家の特例が使え、税負担が大きく変わります。
同じ価格で売れても、特例を使えるかどうかで手取り額は数十万円から数百万円、場合によってはそれ以上変わります。しかもこれらの特例には期限があり、後から「知らなかった」では取り返せません。
大切なのは、**「いくらで売れるか」ではなく「いくら手元に残せるか」**で考えることです。売り出す前に、使える制度と期限を確認しておいてください。適用の可否は個別の状況で変わりますので、必ず税理士にご確認ください。
ステップ3|地元の売却実績で会社を選ぶ
岡山市はエリアによる価格差がとても大きい町です。中区の高島、北区の丸の内、南区の福浜町、東区の西大寺——同じ岡山市でもエリアごとに相場は大きく違います。
だからこそ、そのエリアで実際に売った実績があるかが会社選びの基準になります。相場の数字だけでなく、売り方・売り出すタイミング・地域特性まで含めて判断できる会社を選んでください。
まとめ
- 相続登記を先に済ませる——名義が故人のままでは売れない。3年以内の登記義務と過料に注意
- 税の特例と期限を確認する——3,000万円特別控除・相続空き家特例で手取りが数百万円変わる
- 地元の売却実績で会社を選ぶ——岡山市はエリア差が大きく、中区の相場観がある会社が有利
売るかどうかは、相談してから決めて大丈夫です。アーキ不動産は岡山市中区が地元で、一級建築士・宅地建物取引士として建物の状態まで見た上で査定します。相続登記が必要な場合は司法書士のご紹介も含めてお手伝いします。
執筆: アーキ不動産(株式会社アーキ・クリエイト)/ 岡山県知事免許(8)第3595号・岡山県宅地建物取引業協会会員。 記事の内容は公開時点の情報です。税制・法令の適用は個別の状況により異なるため、実行前に専門家へご確認ください。